抽象芸術とは排除の芸術である。
付属的なものを捨て本質を見極める。
抽象を極めれば、線1本、さらには点一個、
色面だけというところまで行きつく。
人の存在の本質も、当然であるが綺麗とか
かわいいとか、頭脳明晰とかではない。
人を生かしているのも脳でもなければ、心臓
でもない。
人の存在の本質は心臓の筋肉に電気刺激をあたえ
ている電子そのものではないかと考える。
電子がなければ人は存在しえない。
抽象絵画として人の存在を表現するのに、電子の形
である球、円で表現するのは妥当といえる。
Oil on canvas F10 [530mm x 455mm]
" Blue time ” kazuo izu 2015.01.10
https://www.youtube.com/watch?v=4mBJIbQHTHY