2019年3月30日土曜日

平成の終わり

大きな色面の作品にする予定で始めたが、
いつの間にか線が登場してきて、画面のなかで
もがく。
もがけばもがくほどカオスに突入し絶望する。
カオスから脱出するには規則性を見出すしか
ない。
日本という国も内政が混乱しても改元という
規則でもって秩序が維持できてきたのだろう。


CIMG1490.JPG
2019.03.30 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"The end of the HEISEI"

Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

熟女シリーズ

海外に行った多くの日本人が白人に吊り眼のジェスチャーを
されるらしい。
日本人は吊り眼ではないと思うが、白人からするとアジア人
は吊り眼という認識のようだ。
江戸時代の春画に登場する美女は吊り眼が多いし、自分が思って
いる以上に日本人の吊り眼率は多いのかもしれない。
ポートレイトでデフォルメをする際、なるべく吊り眼とか、奇形
に見えないように心がけてはいるが、ときに鑑賞者の心を傷つける
こともあるかもしれない。


CIMG1487.JPG
2019.03.30 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Mature lady [G] "


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

ドイツ銀行 CDS ドローイング

噂ではドイツ銀行がいよいよ危ないらしい。
ドイツ銀行が所有するゲルハルト・リヒターの作品を
売却したくらいではどうにもならないだろう。
相場をやっていた頃、ドイツ銀行ロンドン支店の空売り
攻勢で損をしたほうなので、ドイツ銀行に対してはざまあ
みろという気持ちはあるが、ドイツ銀行が破綻すると
リーマンショック以上の恐怖が全世界の金融経済を襲う。

今後の成り行きに注目したい。


CIMG1489.JPG
Kazuo Adamski  2019.3.30 pencil on paper 380mm×540mm 
"Deutsche Bank CDS Drawing"


"Deutsche Bank CDS Drawing"制作動画

2019年3月29日金曜日

Spring is here!

制作1日目の画面のほうが好きだが、1日で描き終わって
しまうと生活資金がなくなってしまう。
チャンネル登録者数が増えて、お金の不安がなくなれば
1日1枚の制作もくしは大き目のキャンバスでの制作ができる
ようになるかもしれないが、現実的には難しそう。
毎日、違うスタイルで絵を描いているので、今後1000枚も
描けば1枚くらい世界中の人が見てくれるような作品・制作動画が
出来上がっているかもしれない。
制作動画は将棋や囲碁と同じように、先読みしながら見て
いると楽しめるかもしれない。
ライブ中、喋らないのは、話すと日本人むけになってしまう
ので、避けている。

次回作、頑張ります。

CIMG1485.JPG
2019.03.29 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"Spring is here!"


Production day 1
Production day 2
Production day 3

2019年3月28日木曜日

掬い上げ

Youtubeオリジナル動画が100本近くになって、6年ほど
前に制作したドローイングのスライドショーが深いところに
沈んでしまったので、掬い上げておく。
BGMはyoutubeのフリー曲だが、良い曲だと思う。
眼のドローイングは一日一枚描いていたが、何かの事情で
止めてしまった。
今度は顔のドローイングを1日一枚描いてみようか。

アップ動画数が100本近くになっても、チャンネル登録者数は5人様で、
誰も見てない動画を登録してくれる人は寛容というか偉大だ。


Pen Drawing an Eye by Kazuo Adamski 2012(楽曲付き)

2019年3月26日火曜日

Brexit Drawing

懲りずにドローイング。
手首が痛いので昨日よりは短めです。
ランダムに引いてる線ですが、地の白が
残る部分が出てきます。
うんちくは後日書きます。

CIMG1470.JPG
Kazuo Adamski  2019.3.26 pencil on paper 380mm×540mm 
"Brexit Conceptual Drawing"

ドローイング制作動画

熟女シリーズ

少し熟し不足な作品になっている。
ソフトなデフォルメをする予定ではあったが、
ソフトすぎて退屈な絵になってしまった。
こんな絵を6日も描くと、さすがに飽きる。

次回作はもっと、熟度を高めたデフォルメ作品
を描こう。

CIMG1469.JPG
2019.03.26 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Mature lady [F] "


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4
Production day 5
Production day 6

過程

この絵が人生最後の作品ではなく、これからも
何十枚と描いていくなかの一枚に過ぎない。
この絵の評価もこれから描くであろう作品の
出来しだいで変化する。
未来に希望を抱こう。

次回作、頑張ります。


CIMG1467.JPG
2019.03.26 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"Today's schedule"


Production day 1
Production day 2
Production day 3

2019年3月25日月曜日

ドローイング

コンセプチュアルなんですが、失敗しましたね。
失敗の原因はシマホで購入した画用紙のせいにしよう。
ケチらないでケント紙を購入すればよかったかも。

ドローイングですが、制作している過程が作品です。
仕上がった平面の画用紙の絵が作品というより、ライブ中継
した時間軸と音を保持した状態が作品となります。
単調な描画音が人の声のように聴こえる瞬間があります。

次回、頑張ります。


CIMG1466.JPG
Kazuo Adamski  2019.3.25 pencil on paper 380mm×540mm 
"3.11 Conceptual Drawing"

ドローイング制作動画

2019年3月23日土曜日

止め時

この辺で筆を置かないと、カオスに突入してしまう
ので、早めではあるが完成ということで。
絵は構図が固まってしまった時点で終わっており、
そのあとの作業は装飾でしかない。
次回作、頑張ります。

CIMG1464.JPG
2019.03.23 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"Awakening"

Production day 1
Production day 2
Production day 3

断絶

普段、キャンバス地にF8号の枠をとり、5ミリほど外側で
マスキングテープを貼り描いているのだが、今回、押し入れ
の中にあった木枠張りのF8号なので、普段かいているような
5ミリの外側が存在しない。
キャンバスの側面まで描くことで平面の断絶感は回避できるだ
ろうが、絵具が乾燥するまでキャンバスの扱いが難しい。

次回からはF8号5ミリ・ドブ付きで頑張ります。

CIMG1465.JPG
2019.03.23 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"The Break"


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年3月20日水曜日

ヘイトクライム

世界中で憎悪犯罪が増加している。
拡大する格差のなか、藁をもつかむ様にアイデンティティを
求め、誰かに承認されたがる人達が増えている。
そもそも、自我なんて、先人の知恵の組み合わせに過ぎず、
自分探しと云って自己探求したところで、辿り着くのは
所詮、人様の借り物の思考でしかない。
思考する言語自体が自分で考えたものではなく、ご先祖様から
与えられたものだ。
自我とは何かとか、自分探しなんて愚かなことは止めましょう。

絵画世界も独自性があるようで、探っていくと、誰かと誰か
の合成だったりする。 そんなもんだ。

自分探しや自我なんて言っている間に、いろんな組み合わせを
ただ、楽しんでいればいい。 他人を憎んで何になる。


CIMG1462.JPG
2019.03.20 kazuo Adamski  oil on canvas   F8
  "Hate crime "


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4
Production day 5

熟女シリーズ「E」

自分では良いデフォルメだと思うが、絵を描かない
人からすると下手糞な絵にしか見えないだろう。
現代でも写実絵画が優位にある美術界のなか、
私はがんばってデフォルメの良さを布教していこう。
写真を見て絵を描くより、何も見ないで描くデフォルメ
絵画のほうが楽しいよ。

ハッピー・デフォルメ!!

次回作も頑張ります。


CIMG1463.JPG
2019.03.20 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Mature lady [E] "

Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年3月19日火曜日

進まない絵

現在、F8号の小品をライブ中継しながら描き、そのあと
F100号の具象作品を少しづつ描く日々。
F100号の具象は1日一筆置く感じでなかなか作業が
進まない。
完成時期を設定せず、数年か数十年かけて1枚の作品を
描き続けても良いのかもしれない。
気長に頑張ろう。

CIMG1461.JPG
Kazuo Adamski F100 2018.11-

F100号 部分制作

2019年3月18日月曜日

熟女シリーズD

服の抽象状態が好きだったので、全体的に深追いせず、
あっさり目で終わらせた。
肩の直線が強めであるが、これはこれで良いのではないか
と判断。
描く絵、すべてに完璧を追求する必要はない。
正直なところ、絵は適当に描いたものほど秀作であった
りする。
次回作は今回よりはデフォルメを強めようと思う。
デフォルメしたほうが絵は楽しい。

CIMG1460.JPG
2019.03.16 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Mature lady [D] "

Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4
Production day 5
Production day 6
Production day 7
Production day 8

2019年3月15日金曜日

さわやかに

寒さも緩み、気分は良くなってきた。
もう少し、大きな面を作った方がよいのだが、
色面というのは現象なので、そこに画家の意思で
ある線を登場させないことには絵画にはならないと
つまらぬ事を考えながら制作。
意思といっても何か明確なものがあるわけではなく、
左右上下の方向判断だけ。
物事、複雑に考えると前に進めなくなる。


CIMG1459.JPG
2019.03.15 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"Refreshing "


Production day 1
Production day 2
Production day 3

2019年3月12日火曜日

ぬかるみの世界

絵が変な方向に進み始めたので手仕舞いする。
潰して新たに描くのもありだが、この絵は残しておいて
別に作品に取り掛かった方が良いと判断。
描いている途中から画面の中にブリューゲルの絵が見えて
しまったので、中世絵画風の抽象を試みたが邪念だった。
次に描く作品は色彩を楽しもう。

CIMG1458.JPG
2019.03.12 kazuo Adamski  oil on canvas  
F8  "Over The Chaos "


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年3月8日金曜日

焦点のずれ

黒の線が浮き気味なので、ぱらついた感じはするが、
時間を置いてみれば良く見えるようになるかも。
組み合わせを楽しんでいるので、全体としてまとまって
いなくても、部分的に面白い表情があればそれでいい。
スタイルの固定は組み合わせを限定することであり、
表現の可能性を否定するものだと考えている。
毎日違うスタイルの絵が描けるというのは、売れない
画家の特権である。喜ぶべきことなんだ。


CIMG1456.JPG
2019.03.08 kazuo Adamski  oil on canvas  
F8  "Focal offset "


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

熟女シリーズ

フォルムが固定してしまったので、早々終了。
こういう絵もあっていいだろうという考え。
ハイパーリアリズムの絵を描くより、この手の
絵を描くほうが覚醒感がある。
偶然出現した線や色、形を必然にする作業を
するだけだが、その偶然に覚醒感を感じる。


CIMG1457.JPG
2019.03.08 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Mature lady [C] "


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4
Production day 5

2019年3月4日月曜日

抽象表現主義

抽象表現主義は描きすぎず適度のところで終わらすのが
一番よいと思う。
不足感は残るがそれが「侘び」である。
不足感を楽しもう。

CIMG1454.JPG
2019.03.04 kazuo Adamski  oil on canvas  
F8  "A sign of spring "

Production day 1
Production day 2
Production day 3

2019年3月3日日曜日

熟女シリーズ

もう少し描きこみはできるが、ほどほどに終わらせたほうが
良いと判断。
自分の貧乏さが描く人物像にまで現れてしまうという事態。
女性像ではあるが、ある意味、自画像だったりするのかも
しれない。
デフォルメ女性像をあと数枚描いてみよう。
明日からは、醜悪な感じのデフォルメを試みようと思う。
100枚も描けば1枚くらい納得できる作品ができるかも
しれない。

頑張ろう。



CIMG1453.JPG
2019.03.03 kazuo Adamski  oil on canvas  
530mm×240mm  "Mature lady [B] "


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4