抽象絵画と工芸品との境界線にあるような絵。
現象を追うと工芸品のような絵になってしまう。
このタイプの絵でも100号以上で絵具を厚く盛れば、
工芸品的安っぽさは回避できるかも。
昨日、千葉県立美術館まで白日会会長・中山忠彦さんの
作品を見に行ってきた。
絵の題材は好きではないが、人物の色調は絶妙である。
極めて教科書的は絵画ではあるが、学ぶところは多い。
そもそも、他人の奥さんの肖像画を買おうという人が
いるのが不思議である。
ましてや、人妻の裸体像など買ってどうするのと思う。
美術館展示会場に中山さんご本人がいらっしゃったが、
軽く頭を下げて通リすぎた。
2018.11.04 kazuo Adamski oil on canvas F8
"The Border"
https://www.youtube.com/watch?v=Lm7b-32Mpbs