2019年7月31日水曜日

善きサマリア人 No.0021

少し気が緩むと、デフォルメも緩む状況。
デフォルメは強い意思と、その持続性によってもたらされる
もので、ダラダラ描いていると歪んでいるものも本能によって
補正されてしまう。
次回作こそ、デフォルメを強めよう。

【7月のまとめ】
ライブ制作: 抽象9点 ポートレイト9点 の合計18点。
今年2月からのライブ制作通算97点。
8月早々に通算100点になりそう。
並行して、F100号の油彩制作中。完成時期未定。



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2019.07.31 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Good Samaritan No.0021"



Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

夏本番

梅雨が明け、アトリエ内も日中は30℃を超える事態。
熱中症気味で思考停止のなか、漠然と筆を動かす状態。
絵具というか、メデュームの乾燥速度が上がっていて、
数時間で画面は指触乾燥状態となる。
Youtubeのフォロワー数が増えれば、涼しい環境で絵を
描く事が可能になるだろうが、まだまだ先の話だろう。



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2019.07.31 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"muscle"



Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月28日日曜日

善きサマリア人 No.0020

鼻のデフォルメとその他部位との整合性はないが、
それでよいと考える。
目指しているのは、上手な絵でも綺麗な絵でもない。
ただ、良い歪みを探して描いているだけ。
美人モデルを見て、丁寧に描けば綺麗な絵にはなる
だろうが、綺麗なだけで面白みはない。気づきがない。
偶然に出来る質や形を手掛かりに良いデフォルメを
探る。

「善きサマリア人」も20作目となったが、あと千枚も
描けば1枚くらい良いデフォルメが出現するかもしれ
ない。



CIMG1603.JPG
2019.07.28 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Good Samaritan No.0020"



Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月27日土曜日

統合失調症

制作4日目、画龍点睛で、画面の何処かに点か線を一つ描き加える
だけで、秀作になる気がして、そのポイント探りながら描いていたが、
結局、決め手が見つからないまま終わらせた。
何かが足りないと感じる絵のほうが、その原因を探す楽しみがあって
良いのかもしれない。
青と赤の不調和を黄色で和ませているが、巨匠と云われる画家がよく
使う手法なので、新しさはなく、何処かで見たことがあるような、
既視感が不足感と共に残る。
あと1000枚も描けば、後悔も迷いもない絵が描けるように
なるかもしれない。
でも、そういう絵は総じてつまらない。 
不足感こそ芸術だと考える7月最終土曜日。



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2019.07.27 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"schizophrenia"



Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月25日木曜日

善きサマリア人 No.0019

良い歪みが見つからないまま、ただダラダラと
描き進めてしまった。
次回こそ、良いデフォルメを探そう。

現在、新潟選出の国会議員のパワハラ疑惑が問題になって
いる。
官僚出身で、典型的なサイコパス症状がみられる。
ドイツのヒトラーもサイコパスと云われていはいるが、
私はヒトラーはサイコパスではなかったと考える。
本当にサイコパスだったら、若い頃に絵描きを目指したりは
してないと思う。
絵の修行をする過程で自分の下手な絵を人目にさらすことに
なるが、本当のサイコパスはその屈辱に耐えられないだろう。
ユダヤ人の収容、虐殺の主犯はナチス親衛隊のヒムラーで
あって、ヒムラーはサイコパスだったと考える。
ただヒムラーのサイコパスは後天的であり、強度の承認欲求が
ヒムラーをサイコパスにしたのだと考えている。
サイコパスに憧れず、善きサマリ人を目指そう。



CIMG1601.JPG
2019.07.25 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Good Samaritan No.0019"



Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月23日火曜日

ビリジアン

使用しているのはクサカベのビリジャン・ヒューという絵具で
あり、本物のビリジアンより安価な絵具だ。
ビリジャン・ヒューの説明文には退色すると明記があるが、
何年後に退色するのか不明。
退色により緑色が灰色に近づくだろうが、退色によって、絵に
深みがでるのなら、それも良し。
どんなに高価な絵具でも必ず退色、変色するので、安物嫌いは
機会損失を招くだけかもしれない。


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2019.07.22 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
" Green beat"



Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月22日月曜日

善きサマリア人 No.0018

またデフォルメが弱くなり退屈な絵になってしまった。 
意識して線を残さないと、線は本能に消される。 
アジア人を描こうとしているわけではないが、アジア人の 
顔になる。 
春頃、話題になっていた銭湯絵師のように100人の顔を 
描いて、そのほとんどが外人顔になるという特殊能力を私は 
持っていない。 
厳密なサマリア人はアラブ人の系統だと思うが、私が描いている 
のは「善きサマリア人」だから、人種はどうでも良いと考えて 
いる。 
 
 
 
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2019.07.22 kazuo Adamski  oil on canvas  F8 
"Good Samaritan No.0018" 
 
 
 
Production day 1 
Production day 2 
Production day 3 
Production day 4 

2019年7月20日土曜日

Delusio

京都アニメーションの放火・殺人犯の人物像が少し明らかに
なってきた。
幻覚症状もあるようだから、統合失調症なのかもしれない。
存在しないもが見えたりする人だから、一命を取り留めたと
しても、犯行動機を健康な人間が理解することは不可能だろう。
統合失調症患者には、絵具とキャンバスを与え絵画の制作を
させてみるのもいいのでは。
絵画制作は脳の整理には、かなり有効であり、精神疾患者の
犯罪抑止につながるかもしれない。
ゴッホだって、絵描きになっていなければ殺人事件を起こして
いた可能性は高い。



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2019.07.20 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
" Delusion"



Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月19日金曜日

善きサマリア人 No.0017

7月18日、京都アニメーションへの放火により33人が亡くなる
大きな事件が発生した。
犯行動機は依然不明だが、少ない情報から推察すると、やはり犯人が
NPD(自己愛性パーソナリティ障害)である可能性は非常に高い。
犯人はパクられたと口にしているが、著作権侵害が発生しているの
であれば、裁判に持ち込むのが大人の判断だが、話し合い無しに
テロに至るという行動はインナーチャイルドだと推察する。
テロ的な殺人事件を起こす犯人は大抵NPDだろう。
その昔、日本のフィクサーと云われた笹川良一さんの「一日一善」の
テレビコマーシャルを見ない日がないくらいで、毎日、善を意識する
日があった。
善を偽善と茶化さず、善を意識すことで、自分のなかの悪と対峙すると
いうのも必要だろう。
一日一回、善い事をしよう。


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2019.07.19 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Good Samaritan No.0017"



Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月17日水曜日

Training

いつも購入している世界堂の8号中目画布が10%も値上がりした。
ロールキャンバスをカットして、サイズを手書きしている商品
だから、値段と労力があっていないと思うので多少の値上げは
我慢するしかない。
10m巻きのロールキャンバスを購入して自分でカットすれば
安く済むが、ロール1本が19,650円ほどするので躊躇する。
F8号での制作はトレーニングのようなもので、F8号での制作
枚数が1000枚超えてからが本番だろう。


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2019.07.17 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"Training"



Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月15日月曜日

善きサマリア人  No.0016

考えずに描くというのを基本にしているので、当然、思慮の
足りない絵しか描けない。
でも、それでよいと考えている。
考えたところで良い絵にはならないだろう。

日本人は世界一薄情な国民と言われている。
日本では古来より天変地異が多く発生しており、他者を助ければ
自分の命が危ういというのを本能的に感じ、薄情になるのかも。
日本人の家族というのも愛情では繋がっておらず、昔は生活が苦し
くなると年老いた母親は山に捨て、乳飲み子も捨てていた。
現代においては家族関係はお金の繋がりでしかない。
善き日本人と云う絵は描けないので、善きサマリア人を描きながら
善について考える。


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2019.07.15 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Good Samaritan No.0016"


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月13日土曜日

Discrimination

参議院選挙、街頭演説で立候補者は差別をなくそうと
語る。
絵の世界というのは差別そのものであり、差別し区別する
ことで作品の価値が決まる。
作品の価値は画家の価値と同等であり、画家本人がランク付け
される。
現在、個人へのランク付けはカード会社、航空会社などが実施
しているが、ヤフーなども登録ユーザーのランク付けを始めて
いる。
企業の行っているランク付け、企業側は区別というだろうが、
実際は差別でしかない。
不安と同様に差別もお金を産む。
事業収益の上昇が困難な企業ほど差別を作り差別を強めること
で利益を得ようと画策してくるだろう。
差別を作らせないためには、企業の拝金主義を改めさせる必要
がある。


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2019.07.13 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"Discrimination"


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月12日金曜日

善きサマリア人 No.0015

少しアルル風味のサマリア人となりました。
モデルはいないが、絵を見続けていると誰かの顔に
見えてくる。
デフォルメを強めようと描き始めたものの、描き込む
たびにデフォルメが弱くなる。
歪めようとする意志と歪みを正そうとする本能が画面の
なかで戦っている。
描き始め30分くらいの状態が一番良いデフォルメ
なのかもしれない。



CIMG1593.JPG
2019.07.12 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Good Samaritan No.0015"


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月10日水曜日

LINE

何を描こうかと迷いながら直線を引いていたが、
結局最後まで直線だけ描いていた。
線だけであるが、全体としては色面である。
線と見るか、面と見るかは鑑賞者の自由。
何が描かれているかなどと思考せず、ただ、
体感すれば良し。


CIMG1592.JPG
2019.07.10 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"LINE"


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月8日月曜日

善きサマリア人 No.0014

デフォルメが弱いので退屈な絵になってしまった。
マンガのデフォルメと絵画のデフォルメの違いは何かと
いうと、やはり構成なんだろう。
絵画でデフォルメをする際は、肩のラインと鼻のラインを
繋げるなどして、一つの画面のなかで視点の流れを調整するが、
漫画はコマからコマへの視点誘導をするものなので、一コマ内
での誘導の必要がない。
顔、肩だけでなく、腕や手も描けば、また違うデフォルメを
追求できるが、F8号だと各部位が小さくなりすぎてイラスト
的になってしまう。
次回作は少し強めのデフォルメを追求したい。


CIMG1591.JPG
2019.07.08 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Good Samaritan No.0014"



Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月6日土曜日

不整合

一見、キュビスム風ですが、片ぼかしで形を探っている
わけではなく、線の組み合わせを探っている作品です。
キュビスムの強さの本質は片ぼかしではなく、三角形だと
考える。
だから、片ぼかしをしなくても三角形の組み合わせだけでも
強い絵ができると考えている。
形を追えば整合性を意識せざるを得ないが、平面と線の関係
では、整合を意識する必要もない。


CIMG1590.JPG
2019.07.06 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"Mismatch"


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月4日木曜日

善きサマリア人  No.0013

モデル無しで描いているサマリア人ですが、描いている
途中から山本太郎の顔に見えてきた。
山本太郎が国会議員になる前、原発停止運動をしている頃、
高円寺駅まで街頭演説を聴きに行ったことがある。
あの頃の山本太郎の周りには左翼が集まっていて、怪しさが
漂っていたが、国会議員になってからは左翼臭は消え何か
期待を感じさせる雰囲気になってきた。
山本太郎がサマリア人かどうかわからないが、立憲民主や
維新の会の議員などのように損得勘定では行動してなさそう。
風は山本太郎に吹いているのだから、現在の野党議員はそれに
気づいて、れいわ新選組に集うべきだと感じる。
国会議員は官僚の代表ではなく、国民・庶民の代表であるべきだ。


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2019.07.04 kazuo Adamski  oil on canvas  F8
"Good Samaritan No.0013"



Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4

2019年7月2日火曜日

萎縮

2日目くらいまでは順調だったが、3日目あたりから
画面の小ささが気になり始めた。
絵が小さく見えるというのは、良く言えば空間が排除
できているということだが、実際のとこは構成がよろし
くないという事態。
黒線が細すぎるのが、たいくつさの原因かも。
次回作は少し大きな面で構成していこう。


CIMG1588.JPG
2019.07.02 kazuo Adamski  oil on canvas   F8 
"The atrophy"


Production day 1
Production day 2
Production day 3
Production day 4