人物写真や実物のモデルを見て絵を描いたなら、
リアリズムの絵画を描くことは可能だが、物理的に
正確なフォルムが絵画として良いフォルムである
わけでもない。
画家は絵画としてのフォルムを探るべきであって、
写真をトレースするような作業はすべきではないと
思っている。
話はかわるが、昔々、高円寺にフォルム洋画研究所
というのがあって、そこに少し通ったことがある。
そこは画家である真野宏さんが自宅に併設して開所して
いた絵画研究所で、大矢英雄、今井信吾、太田國廣さん
などが講師として来ていた。
現在、フォルム洋画研究所は無くなっているが、その近くに
あるネルケンというクラッシック音楽喫茶はまだ営業している。
度々書いているが、この被爆者シリーズの首切りは
放射線被ばくによる甲状腺ガン手術痕であって、その他の
意味はない。
釈明のついでに書いておくと、何点か裸婦画をアップしている
が、私が女性の裸が好きなのではない。
絵画において裸婦画市場というのがあって、抽象絵画より、
裸婦画のほうが現金化しやすいので裸婦画にチャレンジしている
だけであり、私自身の性的趣向とかと判断されると困る。
2018.06.16 kazuo izu oil on canvas F0
" die if see it 5 times
https://www.youtube.com/watch?v=AP6tTV-7mbg