2018年1月24日水曜日

補色と反対色

補色と反対色は同意で用いられたり、若干ズレた色相に対して 用いたり統一感はない。 厳格な人は絶対的補色を探ろうとするが、あまり意味はない。 色相の赤の基準にされているのは、そのほとんどが印刷インクの マゼンタとイエローを100%づつ混色した金赤であって、油 絵具のバーミリオンやカドミウムレッドなどとも色見が少し違う。 また絵具の場合、下地の色や絵具の厚みによって色見が違って くるので、補色・反対色を概念的に用いようとすると失敗する だろう。 CIMG0978uu.JPG 2017.06.25 kazuo izu oil on canvas F4  "The Styx" https://www.youtube.com/watch?v=nbmUq3mLBJ0&t=758s