体調が良くない善きサマリア人。
昨日から、ダヴィンチ作と云われる『サルバトール・ムンディ』について
色々調べているが、あの作品の修復は邪道で、必要以上に筆を入れている。
そもそも、修復前の損傷状態を作り出したのが、作家本人だとしたら、その
作家の意思に反して修復するなどもってのほか。
私などは、『サルバトール・ムンディ』の修復前の傷だらけの状態のほうが
良いとさへ思う。
そもそも、ダヴィンチがあの構図で人物像を描くのは不自然で、あの構図は
絵の訓練を目的にした模写と考えるのが妥当だ。
模写だから、描き終わったあと描いた本人が壊したと私は考えている。
何処かの有名美術館の高名なキュレーターが『サルバトール・ムンディ』は
ダヴィンチ本人の作品だと言ったらしいが、死ぬまでにはその言葉を撤回
しておくべきだろう。
2021.10.25 kazuo Adamski oil on canvas F8 op635
"Good Samaritan No.0290"
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