現代でも絵画に「丸点」を描く画家は多い。
これは規則性の表現手法として点を描いているが、人類がいつから
このパターンを利用し始めたかというと、原始時代から始まるわけで、
ラスコーの壁画では、手形の反復パターンを描いているし、日本の
縄文土偶などにも点などのパターンを採用している。
太古の夜空を見上げれば星の点だらけだし、地上では点柄の動物・昆虫
がいる。植物さへ点柄模様だったりする。
人類は「点」のなかで生きてきたともいえるし、人間自体が細胞という点
の集合体に過ぎないと言えなくもない。
万物の本質は「点」なのか。
だから、画家が「点」を描くというのはごく自然なことなのだろう。
2021.10.23 kazuo Adamski oil on canvas F8 op634
“White dance”
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